SOLC【塗膜切込み装置】
塩水噴霧試験(SST)Xカット
複合サイクル試験(CCT)
屋外暴露試験・クロスカット試験

商品コード
740
カテゴリー
塗膜の均一なカット ・サイクル腐食試験 ・塩水噴霧試験

商品説明

SOLC(ソルク)は塗膜を均一にカットするために開発された製品です。本装置(SOLC/ACT2)は、塗膜を均一な条件でカットするために開発された自動塗膜切込み装置です。サイクル腐食試験・塩水噴霧試験などの耐久性評価やクロスカット試験・碁盤目試験などの付着性評価では、試験前に塗装膜へ一定の切り込みを入れる必要があります。しかし従来の手作業では、切り込み深さ、刃の角度、力加減のばらつきが避けられず、試験結果に影響する課題がありました。 SOLCは、荷重・カット速度を任意に設定でき、常に新しい刃を供給できるユニットと、切り込み深さを数µm単位で指定できる機能により、安定した塗膜カットを実現します。次世代モデルACT2では、搭載したロードセルで荷重を監視しながらフィードバック制御を行い、カッターに常に一定の荷重がかかるよう自動調整することで、さらにばらつきの少ない切り込みが可能です。操作は簡単で、試験板のカット位置をタッチパネルで指定し、プリセットされた試験メニューを選ぶだけで自動カットを実行できます。フィルム基材などの薄膜コーティングでも、低荷重設定と深さ指定により、薄膜をカットすることが可能です。これにより、試験の再現性・安定性を高めるとともに、カッター作業の自動化によって作業者の安全性向上(刃物による事故リスク低減)にも貢献します。
【各種塗膜カットサービスのご案内】
SOLCによる塗膜カットサービスを行っております。塗膜評価試験では、カット加工は試験結果の再現性を左右する重要な前処理です。手作業によるカットでは、刃の角度、押し込み荷重、切込み深さ、カット幅などにばらつきが生じやすく、試験結果に影響を与える場合があります。本サービスでは、SOLCによる一定荷重・一定速度の機械加工により、均一で再現性の高い塗膜カット加工を提供します。クロスカット試験(碁盤目試験)をはじめ、塩水噴霧試験(SST)、複合サイクル試験(CCT)、屋外暴露試験など、各種塗膜評価試験に使用する試験板の塗膜カットに対応しています。また、腐食試験で使用されるスクライブ加工にも対応可能です。試験板の材質、塗膜仕様、膜厚、試験方法などに応じてご案内させて頂きます。塗膜カットサービスご依頼の際は、以下の情報をE-mailまたはFAXにて ご連絡頂きますようお願いします。
製品は品質向上および改良のため、外観・仕様・寸法・価格・付属品等を予告なく変更する場合がございます。最新の仕様および価格をご確認くださいますようお願いいたします。

日本製

試験内容

塩水噴霧試験(SST) Xカット/複合サイクル試験(CCT) Xカット/屋外暴露試験のための前処理(塗膜のXカット)
塩水噴霧試験(SST)、複合サイクル試験(CCT)、屋外暴露試験では、塗膜の耐食性や防食性能を評価するために、試験板にXカット(切り込みきず)を施す試験方法が広く用いられています。これらの試験では、塗膜表面から素地金属まで到達する一定の深さのカットを入れ、腐食の進行状態や塗膜の密着性、腐食拡がり幅を評価します。しかし、従来の手作業によるXカットでは、作業者の力加減、カッターの角度、カット深さなどにばらつきが生じやすく、試験結果の再現性に影響を与えることがあります。JIS規格にも結果の再現性を確保するために、切り込みきずの付け方には注意が必要であると記載されています。また、塗膜カット後の腐食試験には多くの時間を要しますが、試験後にカット不良が発覚することもしばしばあります。SOLCでは荷重制御・カット速度制御・カット深さ制御・カット長さ制御により、試験板に対して常に均一で再現性の高いXカットを行うことができます。これにより、腐食試験において重要となるカット条件のばらつきを抑え、より信頼性の高い試験結果を得ることが可能になります。

JIS-K5600-5-6 付着性クロスカット法 JIS-K5400 碁盤目法 碁盤目テープ法
JIS-K5600およびJIS-K5400に規定されるクロスカット試験(碁盤目試験)は、塗膜の付着力を評価する代表的な試験方法です。この試験では、塗膜に対して均一で正確なカットを行うことが重要であり、カット精度は試験結果に大きく影響します。従来の手作業による塗膜カットでは、作業者の力加減、カッターの挿入角度や保持角度、カット深さなどにばらつきが生じやすく、作業の属人化や試験結果の再現性低下につながるという課題がありました。また、頻繁にカッター刃を交換する必要があるため、刃折り作業による労災事故のリスクも伴います。SOLCは、荷重制御・カット速度制御・カット深さ制御・カット長さ制御を行うことで、常に均一で再現性の高い塗膜カットを実現します。これにより、試験結果のばらつきを抑え、安定した付着力評価が可能になります。さらに、フィルム基材上の薄膜に対しても荷重制御、深さ制御によりコーティング層をカットし、薄膜試料に対するクロスカット試験にも有効です。SOLCには、JIS-K5600対応:刃の厚み0.43mmカッターユニット、JIS-K5400対応:刃の厚み0.38mmカッターユニットの2種類のカッターユニットを用意しています。各ユニットには刃折り・刃送り機構が搭載されており、カッター刃は自動で新しい刃へ交換されます。刃の交換タイミングは任意に設定できるため、常に最適な刃先状態を維持することが可能です。SOLCは、クロスカット試験の作業効率を大幅に向上させるとともに、刃折り作業による労災リスクを低減し、安全で安心な作業環境の構築にも貢献します。

参考規格

  • JIS-K5600-7-9サイクル腐食試験
    JIS-Z2371塩水噴霧試験方法
  • ISO12944-9サイクル劣化試験
  • JIS-K5600-5-6付着性クロスカット法
    JIS-K5600 引っかき硬度(鉛筆法)試験
  • ISO2810 Natural weathering of coatings

内容

  • SOLC本体
    0.38mm刃用カッターユニット
    0.43±0.03mm刃用カッターユニット
大きさ
約W400×D495×H694mm
重さ
40kg
デモモデル
yes

SOLC 【塗膜切込み装置】 ラインナップ

商品名 商品コード 内容
SOLC【塗膜切込み装置】 740 SOLC ACT2本体・0.38mm刃用カッターユニット・0.43±0.03mm刃用カッターユニット
SOLC スクライブラインユニット 740-11 スクライブラインユニット
SOLC 鉛筆硬度試験用ユニット 740-12 鉛筆硬度試験用ユニット・錘
SOLC 引っかき硬度試験(荷重針法)用ユニット 740-13 引っかき硬度試験機(荷重針法)用ユニット・錘
SOLC 各種塗膜カットサービス 740-99 試験板の材質、塗膜仕様、膜厚、試験方法などに応じてご案内します
※価格・仕様・外観等は予告無く変更する場合がございますのでご了承下さい。

SOLCの主な仕様

荷重設定範囲 5~5000g
カット速度設定範囲 0.1~40mm/s
カット深さ指定範囲 1~1000μm
カット長さ指定範囲 1~50mm(その他ロングカット機能搭載)
ユニット JIS-K5600・JIS-K5400指定のカッターナイフ・鉛筆硬度試験用鉛筆
対象の試験板 最大70mm×150mm×5mmまでの大きさの試験板 ※その他のサイズの場合はご相談ください。
試験板カット位置 座標指定及びタッチパネルディスプレイ画面にてタッチにて任意指定
関連規格 JIS-K5600-7-9サイクル腐食試験・JIS-Z2371塩水噴霧試験方法・ISO12944-9サイクル劣化試験
ISO2810 Natural weathering of coatings
JIS-K5600-5-6 付着性クロスカット法・JIS-K5400 8.5 付着性(8.5.1 碁盤目法及び 8.5.2碁盤目テープ法)
JIS-K5600 引っかき硬度(鉛筆法)試験・JIS-K5600-5-5 引っかき硬度(荷重針法)荷重針
JIS-K7317 プラスチックー機能性フィルムの引っかき硬さの求め方
その他の塗膜カット方法・試験方法について ご希望の塗膜カット方法や試験方法があれば、カットパターンの追加等カスタマイズできますのでご相談ください。
※仕様・外観は予告無く変更する場合がございますのでご了承下さい。
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